4月に新装オープンする名古屋の御園座で、完成した劇場の内部が7日、初めて公開されました。
御園座の新しい劇場は、高さ150メートルある高層ビルの2階から4階に入ります。
日本を代表する建築家・隈研吾さんが建物や劇場内の設計を手がけ、壁面には市松模様など和をモチーフとしたデザインを施しています。
客席の数は300席減っておよそ1300席になりました。
舞台と花道には役者が移動するのに使う4つの装置が備えられています。
中でも特徴的なのは、劇場全体を彩る朱色のデザイン。隈研吾さんは「行政にも協力してもらい、建物の前の歩道をレッドカーペット化できました」と話していました。
新しい御園座は、ことし4月にこけら落としを迎えます。