「たぬき」八代目 橘家 円蔵

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「たぬき」
狸が恩返しのためにやってくる噺は色々あってどの噺も助けた子狸がやって来て化けて恩返しする噺、博打のサイコロになる「狸賽」やハガキをお金に換えて食事の用意をしたり、やって来た借金取りを札に化けて退散させる「狸の札」狸が鯉に化けて兄貴分の出産祝いに祝儀として持ち込まれる「たぬき」等が有ります。

八代目 橘家 圓蔵
1960年代から1980年代にかけて「ヨイショの圓鏡」の異名で落語家としてもラジオスターとしても一時代を築いた。頭の回転の速さからなぞかけを得意としテレビやラジオなどの放送番組で人気を博す。得意のなぞかけから自宅の表札の裏に「そのココロは?」と書いてあるとも噂された。また頭の回転を活かした頓知も発揮し大喜利やクイズでも逸早く回答して「早いが取り柄の出前と圓鏡」「早いと言えば、圓鏡か新幹線か」と自称した。強度の近視のため黒縁眼鏡を掛けたまま高座に上がっていたがこれは従来の寄席演芸のタブーを破るものでトレードマークになった。

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