1935年、よみがえる広島の日常 原爆投下前の姿

2019/08/06 に公開
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広島平和記念資料館(広島市中区)は2017年7月5日、原爆投下の10年前に市中心部を撮影した16ミリフィルムについて、インターネット上などで、デジタル処理した動画の公開を始めた。今は平和記念公園がある旧中島本町など、壊滅前の街のにぎわいや人々の様子が、最新技術で鮮明によみがえった。
動画は3分9秒のモノクロで、音声はない。同市の河崎源次郎氏(故人)が撮影し、被爆18年後の1963年に資料館に寄贈。映像事業大手「イマジカ」の協力で約1カ月間かけ、解像度が高い4K映像に仕上げた。映画「この世界の片隅に」でも描かれた旧中島本町は、商店や住宅街が並ぶ市内一の繁華街だったが、原爆で壊滅した。映像からは人々の表情や服装をはっきり読み取れる。

#広島原爆の日 #この世界の片隅に #あちこちのすずさんhttps://www.asahi.com/articles/ASK755SQHK75PTIL019.html