【雑学】魚、究極のしゃくれを手に入れる

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『しゃくれ』で思い出す事と言えば
私の場合は、ニワトリなんです。

分かる人にはわかるとは思うのですが
幼少期に齧りついて見ていた某テレビ番組のせい。

周りの演者が1ヶ月1万円という限られた金額で極限生活する中
一人だけニワトリを飼い、卵を頂くという曲芸生活をするあの人。
最終的に海に銛をもって飛び込む等、もはや節約という言葉の意味を履き違えた彼の相棒であるニワトリが、『しゃくれ』という名前だったのです

その頃から全てのニワトリがしゃくれに見えてくる。
当時私の通っていた小学校で飼育されていたニワトリは、名前が『ボス』から『しゃくれ』なんて言う不名誉な響きに勝手に変更され
きっとさぞ迷惑していたのであろう

彼はどこもしゃくれてなんていなかった
私の高校時代の友人の方が、どちらかと言うとしゃくれていた。


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今回の補足


モルミルスとソナー
モルミルス科の魚がすべてアゴを持っている訳ではないが
大概奇妙な姿に進化している。
そして、電場を作ることでソナーを活用することも、大概一致している。

こいつらがわざわざソナーを備えた理由として、生息域の水が汚ねぇ問題がある。
モルミルスはアフリカ大陸の河川や湖に生息しているのだが、ここの水は基本的に濁って汚い。
おまけにこいつ等は割と夜型で、視界なんてほぼ奪われている状態。

こんな状態でも餌を探せるように、ソナーやらアゴやらが発達したのだ。

しかし探知に特化しすぎて、本当に限られた食事しか取れなくなった。
他の魚が虫でもなんでも口にはいりゃあ食べるのに対し
こいつらは赤虫やイトミミズなんかをおちょぼ口で啜るしかない。
脊椎動物でも最大級に脳が酸素を消費し、その脳で処理したソナーで感知したその報酬は、なんともまぁお粗末な食事である。

そして一つの水槽に混泳すると、お互いのソナーがうまく機能しなくなるため、すぐケンカする。
ついでにすぐ痩せる。一度痩せると、そのまま衰弱する。ごはん食べれなくて。



エジプト神話とエレファントノーズフィッシュ

エジプト神話に登場するオクシリンコスという奇妙な魚が、エレファントノーズフィッシュの事ではないかという説がある。
なんやかんやでバラバラにされた冥府の神オシリス
えいやぁで復活する際、ポコ珍を魚に食べられてしまった為に、完全に力を取り戻すことが出来なかったそうだ。
そのポコ珍を食ったのが、オクシリンコス(一説)
と言う事は、冥府の神であるオシリスは
控えめに言って、かなり「粗」なモノをぶら下げていたのだろう。
あいつが食える位なんだから、それはそれは大したモノである。

こうしてオシリスに「粗」の烙印を押したエレファントノーズフィッシュは、今日も元気にイトミミズをすすっている。



脳化指数
1973年に、ハリー・ジェリソンが考案した動物の知性の指標
算出方法は動画内にもあったが、もう一度
[EQ] = [定数] × [脳の重量] ÷ [体重]2/3

この定数ってのは、割と任意に決めても大丈夫
何でかってと、この算出は『比較』の為に使うのであって、絶対的な知性の数値化ではないからだ。
ここで算出したEQで知能が高い、低いと断定することはできない。

計算する上では、一貫した適当な係数で問題ない。

しかしながら、一般的な算出式では、なぜか猫のEQが1になるよう係数を決めるらしい。
猫が知性のグローバルスタンダード
ネズミを基準にするのもなんか癪に触るし、意外と良い落としどころなのかもしれない。


因みに、ダチョウのEQを1として計算したら、他の動物たちのEQにとんでもないインフレが起こる


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