【ほぼ蜜の幻のリンゴ】旬ネタWatch(テレポートプラス11月5日放送) (21/11/05 20:00)

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福島県須賀川市にある「自然栽培の薄井農園」
リンゴが持っている本来の生命力を最大限に引き出そうと、化学農薬を使わない自然栽培にこだわり、1.5ヘクタールの畑で約30種類のリンゴを栽培している。

ここで栽培される『幻のリンゴ』とは?
薄井農園・薄井吉勝さん:「このリンゴは真っ赤にはならないんです」

『サン蜜こうとく』という品種で、葉を収穫まで一枚もとらない栽培をしているため、葉の下にあるリンゴは色がつかないという。たくさんある葉が光合成をして果実などに栄養を送るので蜜が詰まったおいしいリンゴに。

薄井農園・薄井吉勝さん:「このリンゴはこれで完熟で、最高においしくて、大変希少な価値のあるリンゴなんです。もう1つおもしろいのが、切る前に太陽のに向けると半分透けて見えちゃうんです。それが蜜です」

蜜の入り方はリンゴによって違うというが、このリンゴの場合は最低でも5割は入るそう。
気になる味は…甘味と酸味のバランスが良く、独特の甘い香りがある。
薄井農園・薄井吉勝さん:「南国のフルーツを連想する香りと味になってますね」

薄井さんはこのリンゴを作り続けて35年。
薄井農園・薄井吉勝さん:「一般流通では『赤くない』『小さい』はダメだったんですよね。ただインターネットの普及で、ネットでどんどんこれが価値がある、おいしいリンゴだとなってきて。数が少ないので、お値段も上がっている。今、日本で一番希少で、一番高価なリンゴ」

人間もリンゴも『見た目ではなく中身』だと、このリンゴを食べて感じて欲しいと話す薄井さん。
幻のリンゴ『サン蜜こうとく』は、薄井農園のホームページで11月末まで購入することができる。