【ヒトラーの正義】ドイツに現れた救世主が第二次世界大戦をはじめたワケ

2022/07/02 に公開
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第一次世界大戦後に戦勝国から与えられた罰を解消すると約束し、ドイツのリーダーとなったヒトラー。

再び世界大戦が起こることを恐れ、ヒトラー率いるナチス・ドイツに強気になれない第一次世界大戦の戦勝国。

そして、どちらとも敵対関係にあった共産主義国のソ連。

この絶妙なバランスで保たれていた世界が第二次世界大戦に向かっていく様をわかりやすく解説します。

#第二次世界大戦 #ヒトラー #ナチス

【用語集】
・ドイツに関する全てのことをヒトラー1人だけで決めることができるという国のルール…全権委任法
・世界的な大不況…世界恐慌
・ドイツの軍隊を一気に拡大させるという宣言…再軍備宣言
・軍隊をおくことが禁止されていたフランスとの国境付近のエリア…ラインラント
・ヒトラーに脅されたオーストリアの首相…シュシュニック
・新たにオーストリアの首相となった人物…ザイス=インクヴァルト
・ナチスドイツによるオーストリアの併合…アンシュルス
・ドイツ人が多く暮らしていたチェコスロバキアの一部の地域…ズデーテン地方
・ズデーテン地方の問題に関する話し合い…ミュンヘン会談
・ミュンヘン会談に出席したイギリスの首相…ネヴィル・チェンバレン
・チェコスロバキアの東半分に誕生した国…スロバキア共和国
・ヒトラーがポーランドから返還を求めた領土…自由都市ダンツィヒ
・ヒトラーが線路を敷くことを要求したポーランドの領土…ポーランド回廊

【参考文献】
斉藤 孝『戦間期国際政治史』, 岩波書店, 2015
ロマノ ヴルピッタ『ムッソリーニ ― イタリア人の物語』,中央公論新社, 2000
林 健太郎『ワイマル共和国 ― ヒトラーを出現させたもの』, 中央公論新社, 1963
Joseph S. Nye Jr., David A. Welch, 田中 明彦 (訳), 村田 晃嗣 (訳)『国際紛争[原書第9版]理論と歴史』, 有斐閣, 2013
Alan John Percivale Taylor, 吉田 輝夫(訳)『第二次世界大戦の起源』, 講談社, 2011

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