桂文珍「池田の猪買い」をお届けします、お楽しみ下さい。落語をBGMの様に気軽にお楽しみ下さい。概要欄ではお囃子のBGMの無い動画の情報もお知らせしています。

2022/04/01 に公開
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もし、お囃子のBGMが気になるようでしたら、BGMのない動画を作って公開しています。

【healing.music.bgm.channel】

https://www.youtube.com/channel/UCdmCELjErFRdq_YUxvTu3nw

文珍さんの落語を総集編として5本揃えていて、単独の噺しも追加中です。

長い総集編~短い単独の噺まで
演目はほぼ同じだけ網羅しています。

総集編は、概要欄に演目別のタイムラインも設けてありますので、自分の気に入ったお噺が見つけやすいと思います。

お囃子のBGMが気になると言う方は、そちらを試してみて頂けますように、宜しくお願いします。



池田の猪買い(いけだのししかい)は上方落語の演目で、北の旅噺の一つ。初代露の五郎兵衛作「露休置土産 巻四」(1707)の「野猪の蘇生」が原話。初代桂春團治、二代目三遊亭百生、三代目桂米朝、二代目桂枝雀、二代目桂ざこば、三代目笑福亭仁鶴、桂文珍など多くの演者がいる。

【あらすじ】
ある日、冷え気(淋病のこと)に悩む男が、丼池(どぶいけ)の甚兵衛に相談に来る。「それなら猪(しし)の肉がええ。しかし取れたての肉でないといけない。心安うしていて大阪でも知られている猪撃ちの名人、池田の狩人・六太夫とこ行っといで、紹介状書いてやるさかい」と、親切に行く道まで教えてもらう。しかし、男は、物覚えが悪く、行く先々で道を尋ね、産婆を迎えに行った男や農民を閉口させながらも、どうにか池田まで辿り着く。

狩人六太夫の家を訪ねた男は、一昨日仕留めたばかりという猪肉を勧められるが、「素人では一昨日の猪か一昨年の猪か分からないので、目の前で猪を撃って欲しい」と頼み込む。六太夫は渋ったが、男の「雪がちらちらする、今日のような日は猟が立つ」とのせりふに折れ、猟犬と男を連れて山に行く。犬が追い立てたつがいの猪を発見し、狙いを定める六太夫に男は横から、「わあ、さぞ猪の肉うまいやろなあ」「オスとメスどちらがうまいか」「帰ったら食わせて」「米炊いてんか」「酒あるか」などと、くだらないことを質問する。しまいには狙い通り撃って倒した猪を、「この猪は新しいか」と聞く始末。頭に来た六太夫、猪を鉄砲の台尻でぶったたく。猪は、鉄砲の音と至近弾で目を廻していただけであったため、そのはずみで目を覚まして逃げていく。「どうじゃ、客人。あの通り新しい」

#落語 #BGM #rakugo