電気化学の基礎 Vol.1 『電流が流れる仕組み』

2019/07/10 に公開
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【概要】
電流が流れる仕組みについて解説します。

電子は電荷を持っています。この電子、水の中では単体で存在しません。Cl-などのイオンとして存在し移動します。電荷を持ったもの(イオン)が動く=電流となります。こ­れに対して固体の中の電流の担い手は電子そのものであります。電圧をかけると電場により電子(イオン)が動き電流となります。

ところで、電圧と電位(=ポテンシャル)をはっきり区別できる人は意外と少ないのではないでしょうか?ここではその違いについて詳しく解説いたします。


【本編内容】(本編 約50分)
1.スタート
2.電気について考える
3.電荷と電流
4.イオンについて
5.カーボン電極を硫酸溶液に浸漬し1V印加した場合どうなるのか
6.電解質溶液に1Vの電圧を印加した直後の電位分布
7.ある時間経過後の変化
8.コンデンサーとして機能
9.コンデンサーに電圧をかけると・・・
10.どれだけの時間、電流は流れているのか
11.基準電極
12.ポテンショスタット


【講師】
元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行