【銚子電鉄】開業100周年 廃線の危機も「ぬれ煎餅」奇策で乗り切り…「2期連続の黒字」

2023/07/05 に公開
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千葉・銚子市にあるローカル線、「銚子電鉄」が5日、開業100周年を迎えました。

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銚子電鉄 竹本勝紀代表取締役
「一言で言うと感無量でございます。会社の危機と常に背中あわせでやってきたものですから」

廃線の危機を乗り越えようと数々の奇抜なアイデアを打ち出してきた銚子電鉄。ファンもお祝いに駆けつけました。

銚子電鉄ファン
「この100周年という節目にどうしても来たかったので、来させていただきました!」

東京から来た鉄道ファン
「すごい記念の日に乗れてよかったなと」

銚子電鉄が誕生したのは大正時代の1923年です。1960年代になると、年間の利用者は現在の約3倍、150万人になりました。その頃、日本テレビの紀行番組の中でも畑の中を走る列車の姿が取り上げられていました。

しかし1980年代から次第に利用者は減少。親会社の倒産もあり廃線の危機に陥ります。

その状況を救ったのが、名物「ぬれ煎餅」。本業の鉄道事業を上回るほどの売り上げになり、メディアで紹介されることも増えました。

2004年には「news every」の鈴江奈々キャスターも駅員を体験させてもらっていました。

鈴江奈々キャスター
「上り銚子行き、まもなく電車が到着いたします」

それでも赤字路線として経営は常に“崖っぷち”。なんとか電車の運行を維持しようと考え出したのが“捨て身のお願い”でした。

「ぬれ煎餅買ってください。電車修理代を稼がなくちゃいけないんです」

その後も…

銚子電鉄 竹本勝紀代表取締役(2018年)
「こちらが『まずい棒』でございます。当社の“経営状況がまずい”という意味でつけたネーミングです」

コロナ禍も乗り越え、2021年度は6年ぶりに黒字に転じました。そして今年…

銚子電鉄 竹本勝紀代表取締役
「2期連続の黒字ということになりましてですね 」

株主総会で報告されたのが、2期連続の黒字です。総売り上げは前の年を上回り、過去最高になりました。

銚子電鉄 竹本勝紀代表取締役
「今日まで生きながらえることができましたけど、いつかはこの町に銚子電鉄があってよかったと。上り調子(銚子)本調子(本銚子)で頑張ってまいりたいと思います」
(2023年7月5日放送「news every.」より)

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