三菱重工業神戸造船所で、12日、防衛省向けの最新型の潜水艦の命名式と進水式が行われました。
神戸市兵庫区の三菱重工業神戸造船所で建造されたのは、全長84メートル、幅9.1メートルの国内最大の大きさを誇る潜水艦で、勢いよく疾走するクジラを意味する「じんげい」と名付けられました。
この潜水艦の建造費用は699億円で水中で周囲の船を探知できる最新の機能などが搭載されています。
12日の式典には、防衛省の関係者や三菱重工の社員およそ120人が出席し、浜田靖一防衛大臣が綱を切断し、進水が始まると会場では大きな拍手が沸き起こりました。
「じんげい」は2024年の3月に防衛省に引き渡される予定です。
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