「オオタニがMLBと野球界を救うんだ」ドジャースCEOやMLBコミッショナーが期待する大谷翔平の影響力【大谷翔平】【海外の反応】

2024/04/10 に公開
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大谷選手への取材経験があるTIME誌のショーン・グレゴリー記者は、MLBの人気が下降の一途をたどり、かつての輝きを失いつつあることについてこのように話しました。
「若い世代の野球人気が落ちていることに驚きはありません」
「アメリカの子どもたちは、土曜日の朝に早起きして(イギリスの)プレミアリーグを観ているし、アメリカ国内のサッカーの試合も熱心に観ています。これは40年前には有り得ないことでした。」

最近は、野球人気だけではなくアメリカンフットボールの人気も落ちているといいます。
かつては全米1,2位を争った人気競技の凋落。
アメリカのスポーツ界では何が起きているのでしょうか。
グレゴリー記者はこのように分析しています。
「アメリカの野球は非常につまらないものになっていました。試合時間は長すぎるし、ホームランと奪三振しか見どころがない。」

しかし、2023年は「ピッチクロック」の導入と「大谷翔平」の存在によって野球人気に復活の兆しが見えたとグレゴリー記者は話します。
MLBで導入された新ルール、「ピッチクロック」が与えた野球人気への影響をこのように語っています。
「試合が退屈で座っていられないものばかりになるとファンは去ってしまいます。試合が短くなることは重要です。実際に、観客動員数は大きく増えました。」

2023年のMLBの公式戦で、9イニングの平均試合時間は去年より約24分短縮されました。
そして、観客動員数は7000万人を突破。
これは、前年より600万人以上も増加しています。この結果からも、MLBのルール変更の影響はあったのではないでしょうか。

また、今シーズンからさらなるルール変更が行われます。
ピッチクロックの時間が短縮されたり、監督や投手コーチがマウンドを訪問できる回数が減るなど、試合時間を短縮するための試みが盛り込まれています。
これにより、さらなる人気回復が望めるのではないでしょうか。
そして、グレゴリー記者は語気を強めて、こう続けました。
「新ルールと大谷は強力な組み合わせです。大谷は絶対にMLBに必要です。」

大谷選手は今までとおり野球と真摯に向き合いプレーに専念するだけでよい。
変なプロモーションは必要ないと、グレゴリー記者は提言しています。
「大谷は野球をするだけで毎晩、ニュースのハイライトに載ります。野球をするだけで子どもたちや全米のファンに夢を与えることができます。だから大谷はMLB人気復活のキーパーソンなんです。」

そして、大谷選手がアメリカでインパクトを与えている最大の理由は、やはり“二刀流”にこだわり続けていることだとグレゴリー記者は分析しています。
「大谷はトップレベルのピッチングとバッティングを披露し続けています。そんなことをできるのは大谷しかいません。アメリカのどこの球場に行っても、大谷のユニフォームを着た子どもたちを見かけます。そして大谷の真似をして二刀流に挑戦しているのです。大谷は日本人だけど、アメリカのファンは大谷がMLBでプレーしていることを誇りに思っています。」

大谷選手の活躍を連日メディアが取り上げることで、全米の子どもたちが大谷選手を目にします。
そして、大谷選手に憧れを抱いた子どもたちがスタジアムに足を運び、野球を観戦することで人気復活のきっかけになり得るのです。

しかし、そこで試合時間が長く、面白みのない試合が続いてしまえばスタジアムに何度も足を運ぶことはないでしょう。
やはり様々なルール改定を行い試合時間を短縮することと、大谷翔平というスーパースターの存在が重なることで、MLB人気が高まるのかもしれませんね。