関東の梅雨から逃れたくて、東北行きの新幹線に乗り込んでビールをぷしっと!
ほろ酔いでたどり着いたのは秋田、ローカルバスに揺られて乳頭温泉へ。
乳頭温泉郷には7つの温泉宿があって、そのなかでもわたしが1番大好きなのは最奥にある黒湯温泉。
河原からもうもうと立ち昇る湯気、濃い温泉のにおい。
茅葺き屋根と囲炉裏の情緒ある佇まい、湯治棟は、木造の床が軋む音、裸電球に羽虫がふわふわ、共同の台所での湯治客同士のちょっとした会話とか。
昭和レトロの時代にタイムスリップしてきたみたい。
その土地の暮らしや文化、地域の人との会話だったり、そんなのを感じられる旅がわたしは大好きだ。
だからいつも、その場所で1番渋そうな、面白そうな場所を起点にしたりする。
黒湯温泉はもう何度来たかわからないくらいに来ていて、これからも何度も来ちゃうと思う。
ずっとずっと、日本の昔がこのまま、残っていってくれたらいいな〜。
#温泉 #秘湯 #乳頭温泉