苦土石灰の上澄み液が効く!カルシウムだけじゃない、苦土石灰のマグネシウムがすごいのだ!

2022/07/29 に公開
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苦土石灰の上澄み液を作りましょう。苦土石灰溶液は水に苦土石灰を入れるだけで作れます。噴霧するなら苦土石灰10グラムに水1リットル程度で攪拌した後の透明な上澄み液を使います。ほかの液肥や活力剤を混合して希釈して使うなら、苦土石灰100グラムに水1リットル程度の苦土石灰液を作っておきます。液肥や活力剤と混合で相乗効果が期待できます。肥料はやっているのに生育が思わしくない場合は栄養が根から吸収されにくくなっていることが考えられます。苦土石灰溶液だと10日に一度ぐらいの頻度で潅水時に同時に撒きやすいですし、上澄み液で葉面散布もできます。

苦土石灰溶液単独で、または液肥と混合で、酢と混合で噴霧、潅水して使えます。ポイントは苦土石灰液のマグネシウムです。苦土石灰は苦土の含まれた石灰。苦土とは、マグネシウムです。畑を準備するとき、畑に入れる石灰には消石灰、苦土石灰、有機石灰がありますがマグネシウムを含むのは苦土石灰だけです。石灰だからカルシウムとして認識されますが苦土石灰の効果はカルシウムとマグネシウムの二つなんです。肥料を与えれば吸収されるものと思いがちですが吸収されにくい形で津中に残る栄養も多いのです。マグネシウムがリン酸、カリ、カルシウムなどの吸収されにくい栄養素を根に引っ張り込みます。これが苦土石灰溶液を施用する目的です。
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