【パソコンの歴史】1980年代のパソコン#外伝 PC9801とは【ゆっくり動画】
今回は、
NECのPC-9801について案内します。
NECのPC-9801シリーズは、1982年に発売され
1997年にPC-98NXシリーズが
発売されるまでの15年間販売され続けた、
ベストセラーパソコンだよ。
1980年代後半には、
パソコン市場の
9割を占めていた
日本を代表する、
パソコンだったんだ。
PC-9801シリーズには、四つの世代に分類できるんだ。
1982年から1984年に、
発売されたのが、
第一世代の
PC-9801シリーズ
インテルのCPU、
8086互換を搭載したマシン
NECのベストセラー
PC-8801のソフトウェア資産を継承し、
16ビット時代の地盤を築いたマシン
1985年から1988年に、
発売された、
第二世代のPC-9801シリーズ
NECの自社開発した、CPU
V30を搭載したマシン
標準的なハードウェア仕様が確立され、
圧倒的なシェアを獲得した。
1986年から1992年まで
発売された、
第三世代のPC-9801シリーズ
インテルのCPU、
80286/80386搭載したマシン
MS-DOSの浸透と共に、爛熟期・絶頂期を迎えた。
1993年から1997年まで
発売された、
第四世代のPC-9801シリーズ
インテルのCPU、486搭載したマシン
海外から、
コストパフォーマンスに優れた、
PC/AT互換機パソコン
の本格的な日本市場上陸が始まった。
海外パソコン対抗して、
乗り切りを図ったが、
ついに、
PC-9801シリーズは、
終焉を迎えた。
まとめると、
PC-9801シリーズは、
1982年に発売された、
第一世代で、PC-8801からのユーザー移行を促し
16ビット時代へ
1985年から発売された、
第二世代で、
PC-9801の標準化に成功。
圧倒的なシェアを獲得した。
そして、
1986年からの、
第三世代で、
PC-9801は、成熟期を迎える。
1993年から発売された、
第四世代は、
海外からの
PC/AT互換機パソコン
の上陸により
PC-9801シリーズは、
その役割を終えた。
ライフサイクルで見ると
第一世代が、
導入期
第二世代が
成長期
第三世代が
成熟期
第四世代が
衰退期
って、
ところかな。
栄枯盛衰の物語だね
これを、CPUの世代で見てみると
1980年から1985年までの8ビット世代
1985年から1990年までの16ビット世代
1990年以降の32ビット世代
に分けられる。
8ビット世代は、NECのPC- 8801の時代
16ビット世代は、NECのPC- 9801の時代
32ビット世代は、PC/AT互換機の時代
PC- 9801は、
CPU16ビット世代の
勝ち組パソコン
というわけだね。
そうだね、
NECは、
CPU、8ビット世代の
PC- 8801から
CPU、16ビット世代の
PC- 9801への世代交代に成功
でも、
CPU、32ビット世代に
ライバルのPC/AT互換機に負けた
ってところかな
そうだね、
CPU、32ビット世代から
OSは、Windowsの時代へ突入
パソコンのハードは、
世界共通になり、
パソコンメーカーが
作る独自規格パソコンは、
必要なくなったんだよ。
マイクロソフトのOS、
Windows95が、発売されて移行
パソコンは、爆発的な
販売数を記録して
パソコンは一人一台の
時代へと移っていたんだ。
でも、
PC-9801のおかげで、
日本独自の、
パソコン文化が生まれ
その資産は、
現在にまで、
受け継がれてるんだ。