アイスランド南西部レイキャネス半島で14日朝、噴火が起き、流れ出た溶岩が近くの町に到達し、複数の住宅が燃える被害が出た。町の全住民が避難を余儀なくされた。15日には溶岩の流れは減速したという。
半島南端のグリンダヴィーク(人口約4000人)近くでこの日、地面に走った2つの亀裂から溶岩が流れ出た。グリンダヴィークの町は溶岩に取り囲まれ、複数の建物や家屋が焼かれた。
昨年12月の噴火を受けて設けられた防護壁が、複数個所で突破されたものの、15日のうちに溶岩の流れはほとんど止まった。
アイスランド当局は、国内の他地域への影響はないと説明している。
アイスランド気象庁のマシュー・ロバーツ博士はBBCに、グリンダヴィーク周辺の状況は15日には「かなり緩和」したと話した。人間がほとんど察知しない微小地震は続いているものの、その頻度と強さは減少しつつあるという。
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