米大統領選を展望するシリーズ企画「2024 米大統領選」の第1回ゲストとして元駐米大使で日本国際問題研究所理事長の佐々江賢一郎さんが登壇した。
「現時点で決め打ちはできない」と前置きした上で、トランプ前大統領、バイデン大統領を取り巻く課題、選挙戦の争点、トランプ第2期政権が誕生した場合の外交への影響などについて話した。
トランプ前大統領については「最大のアキレス腱は訴追裁判。特に議会襲撃事件を巡る連邦最高裁の決定がどのタイミングで出るのか」。トランプ前大統領による遅延戦術は「政治的勝利により法の上に立つという方針だろう。三権分立のチェック&バランスが崩れる可能性がある」。
司会 杉田弘毅 日本記者クラブ企画委員(共同通信)