「御神渡り」2022年の出現 まさかの結論

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冬に長野県の諏訪湖に現れる、神様が通った道とされる「御神渡り」。

年明けから観察が始まり、すぐに薄い氷が張ったり、氷がせり上がってくる様子を確認することができたが、1月下旬にある問題が起きた。

空から確認すると、映っていたのは一般の人々。
凍った諏訪湖に立ち入っている。

地元自治体などが、ドローンで「『御神渡り』ができる前に氷の上にあがると罰が当たり、御利益がなくなります」と放送をする事態に。

それから1週間。

3日、神事を行う宮司が湖の様子を見てみると...

八剣神社・宮坂清宮司「氷が鳴いてるわ、寂しそうに」

氷を割ってみると、薄い氷に戻ってしまっている。

今後の冷え込みに期待を持てないことから、「御神渡り」が出ない、「明けの海」を宣言した。

諏訪市ではここ最近、7~10メートルの強い風が吹くなど、湖が凍りにくい状況が続いていた。

八剣神社・宮坂宮司「わたしと総代の祈りが足りなかった。これがまず第一かなと思います。それは結果としてしっかりと受け止めたい」

今後は規模を縮小して、しばらく観察を続けるという。

FNNプライムオンライン
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