【キャラを深掘りするため一番最初にやるべきこと! 「自分とは何者なのか」から考える重要性】漫画家ためになるラジオ【vol.059】

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漫画のキャラは、 企画段階では「まだそこに存在していない人物」であり、そんな人物の過去や深い背景などわからないのが当たり前です。

それゆえ、キャラづくりの過程では、「こういう人がいたら嬉しい」「こんな人であってほしい」という観点が必要となり、そこには作者であるあなた自身の「価値観」が深く反映されていくはずです。

だからこそ、キャラの掘り下げが浅いと思ってしまうようなときは、まず自分自身を掘ることを先にやってみましょう。

自分の中にないものをキャラに反映させるのではなく、自分の中にあるもののうちの一部を分けていくことで、きっと大事なものが見つかるはず。

今回はそんな思考の深め方について考えてきます!


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#漫画 #描き方 #テクニック #漫画家志望

【今回紹介させていただいたご質問】
ラジオネーム:あさごはん さん

===ご質問内容===
今回、漫画制作の「考えるコツ」についてお聞きしたく、お便りしました。

私は現在、連載ネームについて担当さんと打ち合わせする日々なのですが、自分のアイデアが深く練られていないと痛感しております。

自分は考えることに対し苦手意識があり、キャラの目的・設定など考えれば考えるほど、似たような答えしか浮かばす、思考力の弱さを痛感し、浅いところで溺れているような気分になります。

この状態ではネームの手が止まるので「楽しくキャラを描こう!」を優先し、あまり設定などを深く考えずネームを描くのですが、そうなると最初はよくても、担当さんと打ち合わせをするたび、設定のあやふやさに筆が進まなくなります。

もっと深い部分でキャラについて考えねば…と思いつつも、考えた設定に自信が持てません。

「キャラが弱い原因を探る」「設定になんで?と聞いてみる」など色々と試すのですが、自分の思考力では結局同じ所をグルグル旋回しているだけなのでは? と、いつも不安になります。

キャラやアイデアを練る際に深く考えるコツなどありますでしょうか?
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