「これで子どもが生まれたらいいな」絶滅を防ぐために…ホッキョクグマが浜松から秋田へお引越し

2024/03/25 に公開
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秋田県の水族館に引っ越しする、浜松市動物園のホッキョクグマのお別れ会が3月24日、行われました。目的は繁殖。絶滅を防ぐためのお引越しです。

浜松市動物園のメスのホッキョクグマ「モモ」は、繁殖を目的として秋田県の男鹿水族館に引っ越します。2014年、大阪府の天王寺動物園で生まれたモモ。

1歳半の時に浜松市動物園にやってきて、おてんばな性格で来園者を楽しませてきました。

24日は、お別れイベントが開かれ、200人以上のファンが集まりました。モモは、来園者から差し入れられた好物のスイカなどを食べました。

<小学生>
Q.何しているところが可愛かった?
「スイカを食べてるところ」

「餞別」として男鹿水族館に送られるおもちゃには、ファンからのメッセージが寄せられていました。

<小学生>
「元気でいて欲しい」
<浜松市民>
「ホッキョクグマは数が少ないでしょ。繁殖も難しいっていいますしね。これで子どもが生まれたらいいなと思いますけどね」

絶滅危惧種に指定されているホッキョクグマの個体を増やすため、モモは大きな役割を担います。

<ホッキョクグマ担当 加藤嵩飼育員>
「(ホッキョクグマは)希少動物になりますので、全国の動物園で繁殖計画を立てて、1頭でも未来につなげる。長く日本でホッキョクグマをみんなで見て関心をもって、野生のホッキョクグマに何かフィードバックできることがないのか各園が考えている」

モモは26日、引っ越しをします。男鹿水族館からは、ホッキョクグマのメスの「ユキ」がやってきます。

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbs/1073883