「神戸どうぶつ王国」の佐藤哲也園長に密着

2022/06/28 に公開
視聴回数 7,945
0
0
続いては、まちトピ!拡大版です。
兵庫県を代表する企業の社長をスタジオにお招きして、そのヒットの秘密や今後の展望を語る今回は第3弾。
  
見て触れて学べるどうぶつえん「神戸どうぶつ王国」お客さんを魅了させる展示環境について密着取材しました。

神戸市中央区、ポートアイランドにある「神戸どうぶつ王国」
定番のかわいらしい動物から、絶滅危惧種に指定されている動物まで、150種類800頭羽が飼育されていて、
地元のファミリーをはじめ、全国のどうぶつファンからも一目置かれる大人気の施設です。

「はじめてです、かっわいい」
「この距離で見られるのは、うれしいです」
「尻尾のモフモフ感?ははは」
「触るたびに他にこんな生き物いないじゃないですか 新鮮ですね」

どうぶつとの距離が近くて触れるのは楽しいし、よりその動物が知れて楽しい。
そんな神戸どうぶつ王国の特徴は、息遣いを感じられるほどの動物との近さ。
まさに、野生の王国に飛び込んだかのようです。

「結構人気です 今寝てるけど」
その神戸どうぶつ王国を作り上げたのが、佐藤哲也園長。
動物の習性を生かした展示方法で、これまでにも数々の動物園を人気施設に育て上げてきました。

現在も、国内のあらゆる動物園を飛び回り、動物の魅力や環境保全の大切さを全国に発信する忙しい日々ですが…。
この日は、新たに生まれたプレーリードッグの新しい展示場のチェック。
ベテランの飼育スタッフにも、厳しい指導が入ります。
園長:「土全部どけて」
スタッフ:「はい」

園長:「岩で囲んでその中を牧草の山にしたらいい。そしたら勝手に入り込むから中へ石を円形みたいに組んでから牧草の山に。
そこの土もlこれくらい。ほんで地面から5センチ未満な、掘れるところなくすの」
スタッフ:「はい」
園長:「この土は絶対ダメ。大急ぎでやって来週から展示開始や。動物園は、お客さんを野生へ誘う扉」
動物は「見せる」ではなく「魅せる」ものだと、佐藤園長は言います。

こちらは、園長自慢のボルネオ島を再現したスマトラトラの展示場。
「なるべく行動できるように空中にも回廊を付けて色々な運動ができるようにしている。
あーゆう緑の中にいるとかっこいいでしょ。これが緑がなかったら最悪ですよ。そういう意味でも緑は大切」

動物の生態を活かした、魅せる演出。
園長のマジックは、圧倒的な動物との近さを生み出します。
「これはこの(バクとの)近さ。どうしてこれ降りないのか、アメリカバクはね降りないんです。前下りが苦手なんです。
種の特異性です、行動学ですね。ウチだけ」

どうぶつをただ展示するのではなく、この夏は大規模な計画を予定しているそうです。
コツメカワウソをはじめ、23種もの絶滅危惧種を飼育しています。
ハシビロコウの繁殖が成功すれば大きなニュースになります。
神戸どうぶつ王国で今、可能性が広がってきています。

【制作著作】サンテレビ
©SUN-TV,co.ltd

■チャンネル登録よろしくお願いします!
https://www.youtube.com/channel/UCoslznRuvXIAriI5z51-DPg/featured?sub_confirmation=1b1