【国土交通省北海道開発局】世界へ・未来へ 新千歳空港-日本語版-

2020/02/04 に公開
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新千歳空港は、航空旅客の需要増に対応するため、現在防衛省が管理する千歳飛行場の隣に、新たな民間専用空港として昭和50年に工事着手され、昭和63年7月20に供用開始されました。新たな空港の建設事業としては、まず1本目の3,000メートル滑走路の建設、次に平面形状が半円形のエプロンがあるターミナル地域の建設、そして2本目の3,000メートル滑走路建設と進められました。昭和50年11月10日の着工式に始まる映像では、大型機械を用いた大規模な空港建設工事の映像を中心に、原野が空港に変わっていく状況をとりまとめています。映像には、火山灰を有効活用した土砂の置き換え、厚さが約34センチメートルあるアスファルト舗装の滑走路や厚さが約38センチメートルあるコンクリート舗装のエプロン(駐機場)の工事状況、空港施設の下に埋設された美沢川や排水施設、JRトンネルや新千歳空港駅等の建設当時の映像も含まれています。さらに、工事に先立ち実施され、国の重要文化財が発掘された遺跡調査の様子等も紹介されています。そして、昭和63年7月20日の供用式典、平成4年7月1日の新たなターミナル地域の供用、平成8年4月26日のB滑走路の供用式典までが収録されています。また、建設当時の航空機の離着陸映像等も豊富であるとともに、新空港供用前に航空自衛隊と共用している空港の状況等、貴重な映像も含まれています。[平成9年制作]