警視庁、サミット控え大規模訓練=機動隊員ら1000人参加-ドローン捕獲に新機材

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主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)開催を2カ月後に控え、警視庁は24日、機動隊員ら約1000人が参加する大規模な訓練を東京都江東区の訓練場で行った。不審な小型無人機(ドローン)を空中で絡め取る「ネット発射弾」を初めて公開した。
 ドローン対策の訓練は、不審な小型機2機が首脳会談の会場に接近したと想定。既に実戦配備されている捕獲用の「迎撃ドローン」に加え、銃を撃つ要領で網を空中に発射する新機材を披露し、不審機を1機ずつ絡め取った。
 市街地に出現したテロリストらの制圧に当たる機動隊の専門部隊(ERT)も登場。空港内で銃を撃ち、バスに立てこもったテロリストを取り押さえた。
 このほか警護官(SP)による要人の安全確保や、爆発物の処理、車を壊したり物を投げたりして暴れるデモ参加者らを制圧する訓練を行った。

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