日本最初のマイコン組立キットTK-80を動かしてみました。ムーアの法則、著しいコンピュータの進歩を感じてください。

2021/02/25 に公開
視聴回数 18,306
0
0
日本電気 NECから1976年に発売された 日本最初のマイクロコンピュータ 組立キット TK-80 を動かしてみました。マイコンを使ったパソコン黎明期の商品です。
「TK-80」は、CPUはインテル互換NEC製の8080を搭載したワンボードマイコン トレーニングキットで1976年8月に8万8500円でNECから発売されました。ユーザーは、ハンダゴテを使って、自分で組み立てなければならない物でした。アメリカのAltair8800がデビューした翌年の事です。アルテアが実際に使うには高価なテレタイプ端末やディスプレイ装置をつなぐ必要があったのに対して、TK-80は、電卓のような8桁のLED表示と電卓のような16進キーが付いていました。
スティーブジョプスやビルゲイツがマイクロコンピュータに興味を持って活動しだしたのもこの頃で、パーソナルコンピューター誕生の黎明期に、日本でブームを起こした商品になります。