落花生の上手な育て方(種まきから収穫まで完全解説)ラッカセイ栽培方法のコツが掴める!

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落花生の育て方を約18分の動画で野菜栽培士が分かりやすく解説します落花生の栽培方法(プランターと土作り・種まき・植え付け・間引き・土寄せ(まし土)・追肥・水やり・収穫方法・病害対策・害虫対策)など、落花生栽培のコツとポイントを短時間で掴むことができます。お時間のない方におすすめです。


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【目次】
0:00 オープニング
0:14 落花生の育て方
1:57 プランターと土作り
3:33 露地栽培の土作りと畝作り
4:53 種まき
7:33 間引き
8:16 苗の植え付け
10:05 土寄せ(まし土)
11:27 水やり
12:52 追肥
14:17 収穫
15:47 病害対策
16:55 害虫対策


【動画の内容】

落花生の上手な育て方

ラッカセイはマメ科の野菜で、花が落ちた部分から弦が伸びて地中に実がなることから「落花生」と呼ばれています。

ラッカセイの楽しみは何と言っても収穫の時、掘り出した房に沢山の莢が付いているのを見るのは感動ものです。

ラッカセイは4月~6月が種まき適期です。日当たりと水はけの良い土壌に2~3粒の種を指の第一関節の深さにまき、発芽したら間引きをして1本立てにします。主な作業は、まし土・水やり・追肥などです。収穫までは約5か月です。

プランターと土作り
ラッカセイを栽培するときのプランター(鉢)サイズは大型で深型のタイプ(長さ60cm、幅50cm、深さ25cm以上)のものを利用して育てましょう。

栽培用土は排水性が良く肥沃な土を利用しましょう。市販の培養土を利用すれば初心者でも安心です。

露地栽培の土作り
土中に実がなるので植え付け前の土壌をしっかりと耕しておきましょう。 空莢防止のために、元肥は石灰質肥料を施しておくのがポイントです。

畝幅60cm、高さ10~15cmの平畝で育てます。1週間前には畝を作っておき、保温と除草を兼ねてポリマルチを張りましょう。

種まき
ラッカセイは直まきとポットまきができます。種まき時期は気温が20℃を超えるようになってから。種は未熟や過熟なものは避けて皮の光沢の良いものを選びましょう。

種を2~3粒、指の第一関節まで埋め込みます。種をまいたあとは穴を埋めておき、上から手で押さえて種と用土を密着させておきましょう。

苗の植え付け時期は5月~7月までです。日中の気温が20℃を超えるようになってから植え付けましょう。低温では生育が悪くなります。

間引き
ラッカセイはポットまきでは1回、直まきでは2回に分けて間引きを行います。間引いた後は株元に土寄せをしておきましょう。

苗の植え付け
植え付ける苗を選ぶときに気を付けることは、本葉の枚数です。本葉が多すぎる苗は根付きが悪くなるので、本葉が2枚、多くても3枚まで苗がおすすめです。

苗の植え付け時期は5月~7月までです。日中の気温が20℃を超えるようになってから植え付けましょう。低温では生育が悪くなります。

土寄せ(まし土)
草丈が30~40cmになって分枝してきた頃(開花したあとに子房柄が伸びる前)が土寄せのタイミングです。

ほぐした土を株元に寄せておき、子房柄(弦)を土中に潜りやすくします。ラッカセイの実の数を増やすためには、土寄せのやり方とタイミングがポイントです。

水やり
種まきから発芽するまでは用土の表面が乾いたら水を与え、開花するまでは1回の量は少なめで回数を多くします。開花後は土の表面が乾いたときが水やりのタイミングです。

追肥
ラッカセイの追肥は実の量に影響する大事な作業です。根には根粒菌が着生していて空気中の窒素を自然に吸収します。肥料を与えすぎると弦ぼけして莢数が減って実も大きくなりません。

収穫
ラッカセイは株全体が黄ばんで下葉が少し枯れ落ちてきた頃が収穫適期です。莢に網目が出たときが収穫のタイミング。株ごと抜き取って収穫しましょう。収穫後は風通しの良い場所で乾燥させておきます。

病害対策
ラッカセイに発生しやすい病害は、褐斑病・そうか病・えそ萎縮病・汚斑病・白絹病・斑紋病・根腐病・灰色かび病などです。

主な発生原因は加湿が原因なので、水やりは1回あたりの量を少なめにして必要以上に与えないように心掛けましょう。

害虫対策
ラッカセイに発生しやすい害虫は、オオタバコガ・ハンスモンヨトウ・アブラムシ・オンブバッタ・ネコブセンチュウ・ハダニ・ヨトウムシなどです。

害虫対策は早期発見が大切です。虫食いによる食い跡がないかなど葉の状態をよく観察して、害虫の発生を確認したら早めに駆除しておきます。