簿記2級 工業簿記①入門(簿記二級工業簿記に挫折した人のための駆け込み寺)

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簿記二級工業簿記の入門・全体像です。「一度学習頑張ったけど無理!チンプンカンプン!」という人が非常に多いと思います。
そういう方の駆け込み寺です。
この動画は長いですが、工業簿記をマスターしたい方は最後までご視聴ください。
本動画以上にきちんと解説している動画はありません(きちんと解説しているからこそ長い動画になっています)。


原価計算は理屈的には8個に分類できます。
【生産スタイル】:
オーダーメイドで個別生産する個別原価計算
同一規格品を大量に生産する総合原価計算

【製造原価に標準原価を定めるか】:
実際原価で製造原価を計算する実際原価計算
標準原価で製造原価を計算する標準原価計算

【製品原価には変動費と固定費の両方を含めるか】:
変動費のみを製造原価にする直接原価計算
固定費も製造原価にする全部原価計算
(動画内では「製造原価には~」としてしまいましたが、厳密にはには「製品原価には~」です。すみません。)

ということで以下の8分類です;

個別×実際×両方   =①全部実際個別原価計算(個別原価計算)
個別×実際×変動費のみ=②直接実際個別原価計算(直接個別原価計算)
個別×標準×両方   =③全部標準個別原価計算(標準個別原価計算)
個別×標準×変動費のみ=④直接標準個別原価計算
総合×実際×両方   =⑤全部実際総合原価計算(総合原価計算)
総合×実際×変動費のみ=⑥直接実際総合原価計算(直接総合原価計算)
総合×標準×両方   =⑦全部標準総合原価計算(標準総合原価計算)
総合×標準×変動費のみ=⑧直接標準総合原価計算

簿記2級では①⑤⑥⑦を学習します。
この分類を一覧表にして動画中に使用していますが、これは私個人が考えて作成したものです。一覧表にして明示しているテキストは、私の知る限り、従来から一切ありません。
この表に出会えただけでも相当価値があります。
(もし他の方の著作物の中にあれば、私の表を真似したものと推測されます)