電車の座席 どこに座る？“端っこ”かそれ以外か…専門家「『他人となるべく関わりを持ちたくない』気持ちの表れ」【Nスタ解説】｜TBS NEWS DIG
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通勤通学で毎日利用する方も多い電車についてのアンケート調査の結果が公表されました。「どの席に座るか」という質問に、約9割の人が「端っこの席」と答えたということです。なぜ端の席が人気なのでしょうか。
■電車の座席どこに座る？約9割が“端っこ席”
良原安美キャスター：
電車内で座席が空いていたら、▼「端に座る」が87.6%、▼「座らない」が7.1%、▼「端以外に座る」5.3%という結果でした。席が全部空いていたと仮定して、始発だとして、みなさんはどこに座りますか。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
絶対に端っこに座ります。
良原安美キャスター：
どうしてですか。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
両サイドに人がいるより片側だけの方が、壁に寄りかかったりもできますし、何となくプレッシャーも少ないかなという感じがあります。
私は体が大きいので、真ん中が空いていても両サイドに人がいる場合、座るのをやめることはあります。普段はドアの横に立っています。
ホラン千秋キャスター：
冬は寒いので割と真ん中の席に座ります。両隣に人がいた方が保温されるし、上着がモコモコして温かいです。さらに、ドアからも遠いと外からの風も入って来ないじゃないですか。暑くなると人と接したら暑くなるので端に座ります。温度、季節で変わります。
井上貴博キャスター：
基本は端っこですが、もたれかかる部分が板になっていると良いんですが、手すりのような形になっていると、ドア横に立ってる人のリュックなどがぶつかるんです。それが嫌なので、形状によってここ端以外の席に座ったり、立ったりします。
良原安美キャスター：
なぜ端っこに座るのでしょうか。調査によると、▼落ち着くから、▼できるだけ人と接したくないから、▼電車から降りやすいから、などといった意見がありました。
社会心理学に詳しい武蔵野大学の小西啓史名誉教授によると、日本人特有の心理ではないそうですが、「内向的な性格の人にこの傾向が強いよう。『他の人となるべく関わりを持ちたくない』という気持ちの表れ」だということです。
飲食店でも端っこに座りたくなりませんか。
井上貴博キャスター：
カウンター席の真ん中はなかなか行けないです。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
「端から詰めていった方がいいのかな」という気持ちになります。
良原安美キャスター：
一方で、端っこ席のデメリットについては、▼ドアの近くは寒い、▼乗客の乗り降りが気になる、▼端の席は横に立っている人に圧迫される感じがする、という意見がありました。
鉄道・電鉄各社で続々と導入されているのが、高さのある「袖仕切り」です。立っている乗客や荷物との接触を防ぐというもので、都営地下鉄や小田急線などで導入されているということです。圧迫感がないというだけではなく、急停止や事故などの際に、仕切りがあった方が安全だということです。
■新幹線の座席は？松田丈志さん「富士山が見える側…」
新幹線を予約する際、皆さんはどこを選んでいますか。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
一番狙うのは2人がけの窓側です。
ホラン千秋キャスター：
どちらかの窓側です。
井上貴博キャスター：
私のベストは3人がけの窓側です。席が埋まってきた場合、次に埋まる可能性が高いのは通路側だと思います。真ん中が空いて、隣が空く可能性が一番高いと思っています。
良原安美キャスター：
調査の結果、やはり端っこが人気だということです。2人がけの窓側が1位（61.2％）、2人がけの通路側2位（15.8％）、3位は3人がけの窓側（11.9％）、通路側、真ん中と続きます。
井上貴博キャスター：
2人がけの通路側はなぜ選ぶのでしょうか。
良原安美キャスター：
窓側に知らない人が座っていたとしたら、通路側があいているので、開放的な感じがします。
ホラン千秋キャスター：
お手洗い行きたくて前を通らないといけない場合もありますよね。「机を上げてください」と頼まなくて良いんですね。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
東海道新幹線の場合は富士山が見える側を選ぶということもあります。
良原安美キャスター：
「S Work Pシート」という3人がけの真ん中の席にパーティションを設置し、1.5人分のスペースが使えるとうサービスも始まりました。指定席料金にプラス1200円で利用できるということです。
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松田丈志さん 元競泳日本代表 五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身3児の父
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■電車の座席どこに座る？約9割が“端っこ席”
良原安美キャスター：
電車内で座席が空いていたら、▼「端に座る」が87.6%、▼「座らない」が7.1%、▼「端以外に座る」5.3%という結果でした。席が全部空いていたと仮定して、始発だとして、みなさんはどこに座りますか。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
絶対に端っこに座ります。
良原安美キャスター：
どうしてですか。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
両サイドに人がいるより片側だけの方が、壁に寄りかかったりもできますし、何となくプレッシャーも少ないかなという感じがあります。
私は体が大きいので、真ん中が空いていても両サイドに人がいる場合、座るのをやめることはあります。普段はドアの横に立っています。
ホラン千秋キャスター：
冬は寒いので割と真ん中の席に座ります。両隣に人がいた方が保温されるし、上着がモコモコして温かいです。さらに、ドアからも遠いと外からの風も入って来ないじゃないですか。暑くなると人と接したら暑くなるので端に座ります。温度、季節で変わります。
井上貴博キャスター：
基本は端っこですが、もたれかかる部分が板になっていると良いんですが、手すりのような形になっていると、ドア横に立ってる人のリュックなどがぶつかるんです。それが嫌なので、形状によってここ端以外の席に座ったり、立ったりします。
良原安美キャスター：
なぜ端っこに座るのでしょうか。調査によると、▼落ち着くから、▼できるだけ人と接したくないから、▼電車から降りやすいから、などといった意見がありました。
社会心理学に詳しい武蔵野大学の小西啓史名誉教授によると、日本人特有の心理ではないそうですが、「内向的な性格の人にこの傾向が強いよう。『他の人となるべく関わりを持ちたくない』という気持ちの表れ」だということです。
飲食店でも端っこに座りたくなりませんか。
井上貴博キャスター：
カウンター席の真ん中はなかなか行けないです。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
「端から詰めていった方がいいのかな」という気持ちになります。
良原安美キャスター：
一方で、端っこ席のデメリットについては、▼ドアの近くは寒い、▼乗客の乗り降りが気になる、▼端の席は横に立っている人に圧迫される感じがする、という意見がありました。
鉄道・電鉄各社で続々と導入されているのが、高さのある「袖仕切り」です。立っている乗客や荷物との接触を防ぐというもので、都営地下鉄や小田急線などで導入されているということです。圧迫感がないというだけではなく、急停止や事故などの際に、仕切りがあった方が安全だということです。
■新幹線の座席は？松田丈志さん「富士山が見える側…」
新幹線を予約する際、皆さんはどこを選んでいますか。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
一番狙うのは2人がけの窓側です。
ホラン千秋キャスター：
どちらかの窓側です。
井上貴博キャスター：
私のベストは3人がけの窓側です。席が埋まってきた場合、次に埋まる可能性が高いのは通路側だと思います。真ん中が空いて、隣が空く可能性が一番高いと思っています。
良原安美キャスター：
調査の結果、やはり端っこが人気だということです。2人がけの窓側が1位（61.2％）、2人がけの通路側2位（15.8％）、3位は3人がけの窓側（11.9％）、通路側、真ん中と続きます。
井上貴博キャスター：
2人がけの通路側はなぜ選ぶのでしょうか。
良原安美キャスター：
窓側に知らない人が座っていたとしたら、通路側があいているので、開放的な感じがします。
ホラン千秋キャスター：
お手洗い行きたくて前を通らないといけない場合もありますよね。「机を上げてください」と頼まなくて良いんですね。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
東海道新幹線の場合は富士山が見える側を選ぶということもあります。
良原安美キャスター：
「S Work Pシート」という3人がけの真ん中の席にパーティションを設置し、1.5人分のスペースが使えるとうサービスも始まりました。指定席料金にプラス1200円で利用できるということです。
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松田丈志さん 元競泳日本代表 五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身3児の父
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