今年もシーミーの時期を迎え那覇市の霊園では14日、親族で集まり先祖を供養する人たちの姿がみられました。
那覇市の識名霊園では墓の前に重箱や線香を供えて、親族で1年の出来事を先祖に報告したり、門中の繁栄を願って手を合わせる人たちの姿がみられました。
■墓に手を合わせる人たち:
「みんないっぱい来たよ後で一緒にご飯食べようね」きのうは日中わずかに日が差し集まった人たちは重箱料理を食べながら話に花を咲かせていました。
Qみんなでご飯食べるのどう?「嬉しい」
互いの近況などを伝え合ったり、子ども達の成長を喜んだりと穏やかな時間を過ごしていました。
Q今日はどこから?「今日はね読谷から読谷の老人ホームに入っている」
家族:アハハハ「一年に一回くらいしかこういうのはないさーねこんな行事は大事だよ」
Qどんな話をした?「なんの話しした?」
家族:アハハハ「いくらでも話はあるわけよ家族だからね」
南風原町から来たというこちらの家族も久しぶりの再会を喜びました。
「沖縄では長い間の習慣だから、やっぱり墓の前に来てみんなで集まるのは楽しいんじゃない?」
「久しぶりでやっぱり楽しい」
先祖に感謝を伝えながら沖縄の文化を子ども達に伝えていく機会となったようです。
シーミーは今週末にかけて各地でピークを迎えそうです。