固定電話は解約すべき?体験して分かったこと

視聴回数 268,584
0
0
今は、スマフォを持っていることが当たり前の時代になっていますが、固定電話も今まで通りご自宅に置いてある、というご家庭も多いと思います。

では、固定電話の保有率の実態はどうなっているかというと、総務省の令和2年通信利用動向調査によりますと、固定電話の世帯保有率はほぼ右肩下がりで落ちていて、逆にスマートフォンの保有率は急速な勢いで伸びている、というのが実態なんですね。

とは言え、令和2年の時点では、固定電話の世帯保有率は68.1%ですから、つまりまだ7割弱の世帯が固定電話をもっておられる、ということになりますから、固定電話をお持ちの世帯は、依然として多いんですね。

因みに私は、今から10年以上も前に固定電話を解約したのですが、これまでに困ったことは、一度もありませんでした。

ただそうは言っても、誰でも固定電話は解約すべきだ!と言ってるわけではありません。

なぜかと言うと、人によって固定電話の契約状況や通話頻度など、様々な違いがありますし、固定電話を必要とするご家庭の事情も様々あると思うからです。

なので今回は、固定電話の料金や制度の話ではなくて、私が実際、固定電話の解約を体験してみて、分かったこと、に限定してお話ししたいと思います。

近い将来、固定電話を解約するか迷っている人の参考になれば幸いです。

動画の内容は、下記の3つになります。

 1番目・私が感じた固定電話解約のメリット
 2番目・私が感じた固定電話解約デメリット
 3番目・固定電話を解約して、いくら節約できた?


1番目 私が感じた固定電話解約のメリット

ということですが、解約して感じたメリットとしては、下記の3つです。

 ①通信費が浮いてかなりの節約になった
 ②煩わしい営業の電話が来なくなった
 ③電話を置くスペースが空いた

まず①の「通信費が浮いてかなりの節約になった」については、後ほど詳しく説明するので、ここでは②と③について、簡単に補足説明をしたいと思います。

②の「煩わしい営業の電話が来なくなった」ですが、固定電話の時は、夜の8時とか9時頃とかに、営業系の電話がよくかかってきたんですね。

内容的には、子どもの塾の勧誘とか成人式の振袖の話とか、保険の勧誘や化粧品の勧誘など、いろいろあったんですが、すごく迷惑でした。

でも固定電話を解約したら、そういう電話は一切かかってこなくなり、とても良かったと感じています。

因みに、オレオレ詐欺系の電話ですが、私の家にはまだかかってきたことはないのですが、警視庁の発表によれば、

オレオレ詐欺で犯人グループが最初に接触する手段の97.5%は固定電話だった、という調査結果が出ているんですね。

つまり、固定電話を解約すれば、将来、そのような電話がかかってくるリスクをかなり下げることができる、と思います。

それと、これは余談になりますが、我が家の固定電話の番号は、近所にある処方箋薬局の電話番号と、かなり似ていたらしいんですね。

それで日中に「あの~、先ほどのお薬の事でちょっと聞きたいことがあるのですが」みたいな電話がしょっちゅうかかってきてたんです。

いやですね。

たまにならいいですけど、毎回違う人が間違い電話をかけてくるし、中には、間違い電話を指摘すると無言で電話を切る人がいたりして

すごくイライラしちゃいました。

もちろん、固定電話を解約したら、そういう間違い電話は一切なくなったので、今は心安らかに過ごしております。

余談でした。

最後に③の「電話を置くスペースが空いた」ですが、固定電話を解約して電話機を処分すると、当然、スペースが空くのですが、

我が家の電話機は、ファックス機能とコピー機能が付いた電話機だったのでかなりのスペースができたんですね。

で、その空いたスペースを有効に使うことができたのですが、今は、スマホの充電器とインターネットのルーターを置いています。

これは意外なメリットでした。


2番目 私が感じた固定電話解約デメリット

ということですが、実は結論から言うと、冒頭で申し上げた通り、私の場合は解約によるデメリットは全くありませんでした。

しかし世間では、ネットなどに、固定電話の解約の関するデメリット情報が色々出ているんですね。

そこで、ここでは、よく言われている固定電話を解約することのデメリットについて、私の場合は実際どうだったのか、お話ししたいと思います。

よく言われているデメリットですが、具体的にはこのようなことが言われているようです。

 ①解約すると社会的な信用が落ちる
 ②解約すると災害などの停電時に困る
 ③解約すると今まで固定電話で登録した相手との関係が困る

で、私の場合、どうだったのか、と言いますと、まず①の「解約すると社会的な信用が落ちる」については、そのようなことはまったくありませんでした。

この社会的信用ですが、文章をよく読むと、具体的には「クレジットカードの審査が通らない」とか「ローンの審査が下りない」

といったことを指しているようです。

私の場合、実際、固定電話の解約後にクレジットカードの申し込みをしましたが、全く問題なくクレジットカードの審査が通りました。

次に②の「解約すると災害などの停電時に困る」については、そういうことはないようです。

固定電話を使っていた当時に、停電を経験したことが何度かありますが、その時は固定電話は使えませんでした。

つまり基本的には、災害で停電になると固定電話も使えない、ということになっているようです。

ただ、固定電話の中には、停電時でも使えるタイプもあるようですが、それはかなり特殊な電話で、

電源が必要な一般的な電話機は、停電したら使えない、ということになっています。

因みにインターネット回線を利用したIP電話や光回線も、停電中は使えない、ということのようです。

最後に③の「解約すると今まで固定電話で登録した相手との関係が困る」ですが、固定電話の番号を登録している先って、結構ありますよね。

例えば、電気や水道、ガスなどの関連会社とか、生命保険や自動車保険とか、それ以外にも、何かの申し込みをする際や何かの会員登録をする時は

固定電話の番号を書いている方も多いかと思います。

ですが、私の場合、固定電話を解約したから困った、ということは、一度もありませんでした。

ただ、固定電話の解約後は、気が付いたその都度、電話番号の変更をちょくちょくやった記憶があります。


3番目 固定電話を解約して、いくら節約できた?ということですが、これが本日の最後になります。

我が家の場合、固定電話代として払っていた金額は、なんだかんだと、年間で5万円くらいでした。

一方、スマホにかかった金額は夫婦二人合わせて年間で12万円くらいでした。

で、固定電話の解約後、スマホ代が上がったかと言うと、そんなことはなくて、今までと同様、年間で12万円のままでした。

なので、単純に5万円程度の節約になったと思います。

年間で5万円の節約ですから、10年で50万円、大きいですよね。

ところで、実は、固定電話の解約以上に節約できたものがあります。

それは、スマホ代で、我が家の場合、数年前からスマホの契約を格安SIMに切り替えたのですが、その結果、年間で12万円かかっていたスマホ代が

5万円まで減らすことができました。

なので、年間で7万円近く節約できたことになります。

格安SIM、恐るべしです。

ただ私の場合、格安SIMに切り替えただけでなく、通信料をさらに抑えるために、友人や家族と電話する際は、なるべく

ラインの無料通話アプリを使うようにしていました。

そういったことも、スマホ代の節約につながっていると思います。

因みに私が使っている格安SIMは、IIjmioという会社のもので、いろいろな契約タイプがあるのですが、私の契約の場合

インターネットは毎月3ギガまで使うことができて、月額で約2000円、夫婦二人で月約4000円ですから、年間で約5万円、ということになっています。

IIjmioの格安SIMは、もう、5~6年近く使っていると思いますが、非常に快適でおすすめです。

ただ、格安SIMの契約は、IIJmioのHPから 自分でなんだかんだと操作して申し込む方法となっていて、若干、面倒臭いと言いますか、やや大変ですので、その点はご注意ください。


#固定電話 #解約 #節約