巨大津波の衝撃 研究者は想定していたのか? | ガリレオX 第4回

2022/03/09 に公開
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2011年5月放送作品

 3月11日、東日本を襲った巨大地震。マグニチュード9.0という観測史上最大級の地震は、沿岸部を壊滅させる巨大な津波を引き起こした。30年以内に99%の確率で起こると予測されていた宮城県沖地震が、想定をはるかに超える規模で起きたのはなぜなのか。三陸沿岸を繰り返し襲ってきた津波の記憶を防災に生かせなかったのは一体なぜなのか。津波研究者は、考えられる津波災害がすべて起きてしまったと振り返る。一方、今回のような巨大津波が平安時代に起こっていたことを最近解明したばかりの研究者は、再来の懸念があった津波が今年起きてしまったことに驚き、警鐘を鳴らせなかったことに無念さをにじませた。 番組では、被災地の取材を交えながら、研究者の言葉に耳を傾けた。


主な取材先
大和田祐一さん(陸前高田市消防団)
今村文彦 博士(東北大学)
都司嘉宣 博士(東京大学地震研究所)
古村孝志 博士(東京大学地震研究所)
宍倉正展 博士(産業技術総合研究所)
林 能成 博士(関西大学)

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<『ガリレオX』番組ウェブサイト>
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