”快適登山”、特に高齢者にお薦め。 山での高度障害や低酸素症を防ぐ一般的な工夫をまとめます。そして五苓散の持参、また山での一日をアロマテラピー風美容液RURI,KIIRO.BENIで終えるお薦めです。

2021/10/10 に公開
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”楽しい登山” 高齢者へのお薦め医薬品として五苓散をお薦めします(市販薬/小林製薬「ティラック)。これがあると安心ですよ。

突然ですが、私は高齢者です。「高齢者を75歳以上に定義しなおそう」と、日本老年医学会が提案していますが、現時点では65歳以上です。ここで山歩きのこと。安全登山が第一ですから、この高齢者意識がなにかと慎重な行動を促してくれるかもしれません。高齢者であることを意識致したいと思っています。

高齢者になった私が何より警戒しているのは山での体調崩れです。実は、私はこの40年来で、酷い体調崩れを3度ほど経験しました。いずれもそこは標高2900m付近でのこと。これは、高山病とも言いますが、からだのまともな反応ということで病名ではなく「低酸素症」とか「高度障害」と言われます。3回の内、最悪の1回は、夜中に目が覚め、その時、心臓がまるで、いま全力疾走で走った直後のようなパクパク状態、しかもずっと止まりませんでした。翌日は即下山しましたが、思い返すと、昼間にふらつきがあったのです。そして、その後の山行は、そんな事態にならないか、常に警戒しています。

考えてみますと、山では気温と気圧の環境が大きく変化します。1000m単位で気温が6度、気圧は100hPa下がります。3000メートル付近なら-18℃、-300hPa。今日は気温28度、気圧1020hPaですから、それが10度、720hPaになるわけです。これだけの変化ですから、おかしくならないわけがないのです。

カラダの順応対策には、1)休憩をとること、2)ゆっくり登る、3)常に深呼吸、4)十分な水分補給、5)締め付けのない服装や荷物、が一般に挙げられます。
ひとの活動エネルギーは、食事でとった栄養成分と、呼吸によって取り入れた酸素によって生み出されます。なので深呼吸が対策となります。そしてそのエネルギー成分を全身くまなく満たしていくものが、血や体液、つまり水分の流れです。なので十分な水分補給が対策となります。また、その流れをスムースにするうえで、服や装備でカラダを締め付けないことも対策ということになります。
そのような対策を十分に意識したうえでのことですが、それを補完するものとして五苓散があります。五苓散の効能は利水滲湿(りすいしんしつ)と言われ、その意味はカラダ内部に留まってしまった水分を、利尿作用によって体外に出すことです。高山に登ると、カラダは大きな気圧と気温の変化で驚き体内で停滞がおこります。そのカラダ内部の流れを再びスムースにするというわけです。五苓散の処方は、小林製薬のティラックという商品名で販売されています。

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