【冒頭30分】3月26日(火)19時30分~ 本郷和人「日本史夜話」第5回「将軍とは何か?」

2024/03/27 に公開
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◆「将軍」の本質的な役割に迫る
 歴史家・本郷和人さんの大人のための日本史講座(毎月1回、全12回予定)が第5回を迎えます。

 社会に出てみると、教科書で習った日本史について様々な疑問が湧いてきませんか?

 武士はどのように発生し、力をつけていったのか? 税金はどのように運んでいたのか? 荘園はいつまであったのか? 天皇はなぜ生き残ったのか? 下級武士が明治維新の原動力になったのはなぜか?……。

 膨大な古文書を読み、歴史の実像を探ってきた本郷さんが、それらの疑問に答えながら、日本史の大きな流れがつかめる連続講義をお届けします。

 第5回のテーマは、「将軍とは何か?」です。

 前回のテーマは、「天皇とは何か?」でした。

 そこで今回は、天皇(朝廷)と政治権力を競ってきた将軍(幕府)を論じていただくことになりました。

 将軍の最も大切な仕事は何か?

 武士たちに土地を分配し安堵すること、と本郷さんは言います。

 ですから、本郷さんは、源頼朝が自分と主従の契りを交わした武士たちに領地を分配し安堵し始めた1180年をもって、鎌倉幕府が始まったと考えます。「いい国作ろう、鎌倉幕府」と頼朝が「征夷大将軍」を任命された1192年に鎌倉幕府が開かれたと覚えた人が多いと思いますが、「将軍」の最も本質的な役割を見定めていくと、鎌倉幕府誕生は1180年となるのです。

 武士たちのリーダーとしての「将軍」は、なぜ生まれたのか? そして、その後どのような役割を果たしていったのか?

 本郷和人さんが、その核心に迫ります。

 ぜひご視聴ください。