【作業用BGM】夜の雰囲気に合うサックスバラードⅢ[ Street Live Take ]

2023/11/11 に公開
視聴回数 176,213
0
0
0:00 Miss You Lake Crazy
Day1
東京の夜景を見るととても感傷的な気持ちになる。これまでの色々な記憶が思い出されるからかもしれない。ただ沢山の苦しい思い出は時間が経つと、それも良い時間だったと思える気がする。出口の見えない日々を必死で過ごしていた時の記憶は、今思うと明るい未来に向けて突き進んでいた嘘一つない美しい時間だったように思う。
夜景を見ていると、光の数だけ人の存在があり、それぞれの人生があるのだと思う。



3:50 最後の雨
Day2
イーロンマスクの自伝を読んでいて彼が昔読んだSF小説でとても影響を受けた本として紹介されていたその内容に「未だ解明されていない宇宙の謎が解けたその瞬間に、この世はゲームのリセットのように消えてなくなる」というシーンがあるそうで、これを読んでいてすごく面白い仮説、設定だと思った。
宇宙から見た地球を想像すると球体が浮かんでおりそこに多くの生命体がくっついて存在しているという事実だけでなんとも不思議な気持ちになる。そんなバカなと思うもそう思っている今も自分はその中にいるわけである。そういうことを思うと今のこの世が何かのゲームだとしてもなんら不思議ではないと感じる。と思うと例えばこの世で言われている、こうあるべきだ、とか、正しい正しくないとか、誰が何の権限で決めた事なのかと思えてもくる。
と思いつつも当たり前に日々を過ごしていると麻痺してきて自分もその固定概念に縛られていることにふとした時に気がついて嫌になる。



8:50 いとしのエリー
Day3
日本に帰国して何だかんだで既に随分と時間が経った。急なヨーロッパ編の終わりを迎えたわけだが、ストリートという場所では計画的に活動を行うことは難しい事から仕方のないようにも思う。
関心を持って観て下さっていた方々には深く感謝申し上げたい。
一年前以上前の動画のテロップでも言っていたように、海外で吹いてきたい、ということを実際に終えられたことは今改めて振り返ると個人的に感慨深いように気もする。



13:26 My Heart Will Go On
Day4
海外から旅行で来た外国人に対して日本の印象を聞いたインタビュー動画を見ていて、例えば電車で静かに過ごす日本人を見てマナーが良くて感動したと言っているシーンがあり、感動して頂けるのは良いことだと思うが、一方で、もしかしたら日本人からしてみればそれが普通だからそうしている、それ以上でも以下でもない状態な気もする。勿論それのどこにも問題はないわけだが何が言いたいのかというと、逆に海外に行って、もしもその国のネガティブに感じる事を目にした時に、そこではそれが普通なだけでありパーソナルな部分に問題があるわけではないかもしれないという事は言える事なのかもしれない。
なので色んな事が異なって面白いなと思ったりしたが人間の根本の本質的な部分は同じなのかもしれないと感じた。
と同時に、もしかしたら自分が無知である故に全然違うのかもしれない。



18:09 サイレント・イヴ
Day5
先日久しぶりに小学校からの地元の友人とご飯に行った。彼はこういう音楽を聴くようなタイプでもないと思うのだが寝る前に流してくれているらしい。なので何も言っていなかったのに海外に出かけていたことも知っていたし、もう一人の友人が一番多く再生されている曲クイズをしたら即答で雪の華と答えていて、それはもうコアファン以外の何者でもなかった。
僕は小学2年生まで大阪、3年生から横浜の学校に通っていてそこからの付き合いであり、出会ってから25年というとなかなかである。転校した当初僕は友人が欲しいからか、とにかく嘘をつきまくっていた。その中でもひどかったのは、当時流行っていたカードゲームのカードを何でも作れるから好きなもの言っていいよと言っていたら他のクラスや学年を超えて噂が広がり大量に注文が入り大変なことになった。もう訳がわからなくなり注文ノートみたいなものまで作った。勿論作れるわけがない。後に引き返せなくなり嘘に嘘を重ね先延ばしにして今に至る。よくいじめられなかったと思う。
今でも彼らに会うたびに今作っているからもう少し待ってくれと言っている。



23:00 Run To You
Day6
また日本の街に出かけて演奏を再開したいと思っている。これからのコンサート活動についても今は未定である。色々考えて決めなければいけない事も多くある中で、一度原点に立ち戻りやりたい事、やるべき事を整理し進んでいきたいと思っている。ジャパニーズソングスに続くアメリカンソングスや、クリスマスアルバムも作りたいし、オリジナル曲も作りその先にそれをアルバムにもしたいと思っている。その為にまた日々を丁寧に過ごしていきたいと思っている。



27:37 あなたに逢いたくて
Day7
今は本当に沢山のエンタメが存在している。どの世界でも人と違うやり方で何か新しい事を始めると否定的な事を言う時とは存在するのだろう。
例えば最近流行りのブレイキングダウンという格闘コンテンツも、メインストリームでやっているプロ格闘技の方が否定的な言葉をしているのを見た事もある。それらは現象として必ず起こりうる事であり、大事なのはそれを楽しみにしている人々がいるのならばそれで素晴らしい事であるのかもしれないという風に感じる。
数字の為で内容がない、という言葉も度々聞く気がするが、内容があるないの判断基準は何なのか、内容がある、ないとは何なのか、内容がなければ何故ダメなのか、仮に一旦内容がないとしてそれを好きな人が沢山いた場合素晴らしいことではないか、とも思ったりもする。さっきから誰が何を語っているのだという話ではあるが。
ただ歴史を見ると息の長いもの、後に残るものは、多くの人に大きく深いインパクトを与えているもの、という共通点はあるのかもしれない。勿論これも全員が後に残るものを目指しているわけでもないし、つまるところ皆好きなように生きればいいのかもしれないと思ったりもする。



33:10 Hero
Day8
一人でパリの地に降り立ち、一人でこの場所で演奏を始め、言語も違う遠くの世界に住む方々に足を止めて聴いて頂け、声をかけて下さったりした時の感動はとても印象的に残っている。この曲を自分で聴き返しているとその時の光景が蘇ってくる。
中学の吹奏楽部でサックスを始め、20年の月日が流れ今もこうして演奏を続けているということは当初思ってもいなかったと思う。
一体これから先の活動の中で次にどんなドラマが待っているのだろうか(誰もそんな大袈裟に期待してない)



37:24 Let it Be
Day9
日本は消費者目線で過ごしている時は、消費者の為に様々な努力が為されて社会が回っている素晴らしい国だと思った。安全で居心地が良く物価も安い。
欲しいものを注文し翌日には物が届いている。高速道路を長い時間運転していると沢山のトラックが走っているのを目にする。こうした人がいて下さるから欲しいものがすぐに手に入るのだと実感する。
決められた金額を払っているのだから決められた時間に欲しいものが手に入るのは当然という考えは否定することは難しくそれはそうなのだが、そこにリアルな想像や、感謝の気持ちを常に持ち続けたいと思う。そういう感謝の気持ちがあれば少し遅れようが自分もそこでストレスを感じたりする事もなくなる気がする、自分にとってもその方が生きやすくなる気もする。
ただサービス提供者側に立った時はそこに甘える事なく信頼して頂けるよう取り組まなければとも思っている。



40:55 Greatest Love of All
Day10
今は亡き私小説家の西村賢太さんの日記本が本当に面白い。とても複雑な家庭環境で生まれそこから芥川賞を受賞するに至る訳だが、そのある種素直すぎるというか、人間味が凄いというか、とにかくとても面白い。その日記本は日々を淡々と綴っているだけの本なのだが、昼過ぎに起き、サウナに行き、風俗に行き、深夜から異常な量の飲酒、異常な量の食事をし朝方寝る。その基本スタイルの中に垣間見える小説への愛。
だらしないと言われかねない生活を自然にさらけ出しているその精神性が僕はとても好きなのかもしれない。



45:56 心の瞳
Day11
僕はコーヒースタンドで美味しいコーヒーを飲むのがとても好きだということが分かった。
1日の始まりに美味しいアイスコーヒーを飲むと生きる活力が湧いてくる。
人生なんてそんなものなのかもしれない。



51:50 花は咲く
Day12
震災は無くならないのであれば、その対策をできる限りする事と、それによって亡くなってしまった人々の存在を忘れないこと、が唯一自分にもできる事なのかもしれない。
この不思議すぎる世界を生きていれば震災以外にも沢山の不幸があるだろう。こうしている今も世界のどこかで不幸に見舞われている人々がいる。
この世界は一体何なのか、それを解き明かそうと奮闘した結果、何の意味もない事だという結論に辿り着き生きる活力を失った頭のいい学者がいるという話を本で読んだ時、僕みたいに中途半端に中二病の範囲で不思議がって感傷的になっているくらいがちょうど良いのかなとも思ったりした。



56:28 Amazing Grace
Day13
このチャンネルも気がつけば始めてから1年半ほどの月日が経とうとしている。この世に生きる意味が誰にも分からなく、もしもないのだとしたら尚更、これからのこのチャンネルの向かう先なんて分からないし、意味なんてものもないのだろう。
しかし僕にとってのアイスコーヒーのように、この世に生きるどこかの誰か様に何かを感じて頂けているのだとしたら、それはとても嬉しい事と同時にそれで充分意味のある事になっているのかもしれない。
事実としてそういう方々の存在のお陰で僕は生活をおくれているわけであり、その点本当に感謝の気持ちが尽きない。深く感謝申し上げたい。
人生とは一夜の夢、という言葉にずっとハマっているが最近は、人生なんてそんなものなのかもしれない、という言葉にハマっている。
そう、人生なんてそんなものである。夜景から見える光の数だけ人の存在があり、そこにそれぞれの人生があるのだろう。所詮自分もその中のピースの一つにしかすぎない訳であり肩の力を抜いて楽しく生きていきたい。
最後に意味ありげなかっこいい終わり方をしたかったが、ただ何かかっこいい事が言いたかったんだな、って思われるような薄い終わり方になってしまった。
まあ人生そんなものであるのかもしれない。(さぶい