「『この橋の下には、人間の生活はありません』と老人は静かに話を続けた。」
青空文庫より『橋の下』(山本周五郎)を朗読しました。
チャプター
00:00 一
10:05 二
21:26 三
31:56 四
43:00 五
とある覚悟を決めた若侍が老乞食と出会い、話を聞くうちにその覚悟を翻し変わっていゆくー。
回想こそあれほとんどワンシーンで物語が進むのに、若侍の変化してゆくさまが面白く、惹きつけられる作品でした。
何度も言っていますが、山本周五郎はとてもいい文章を書きますね。
派手なシーンはなくとも、淡々と、それでいて引き込まれ続けるような物語です。
登場人物たちの気持ちがとても大事にえがかれているからでしょう。
#山本周五郎 #時代小説
音楽:
https://www.bensound.com/
https://dova-s.jp/