【30分で初心者を卒業】ネーザルハイフローの完全講義

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今回はネーザルハイフローの完全講義ということでお話しします。自分は呼吸器内科として12年目になります。あと呼吸ケアサポートチーム、つまりRSTも12年目になります。ネーザルハイフローはしょっちゅう見ているのでなれてますけど、やっぱり初めて見た時はちゃんと理解できてませんでした。今回は昔の自分みたいにまだわからないって方に向けて、ネーザルハイフローで必要な知識をすべてまとめて解説します。もちろん経験はいるけど、知識だけならネーザルハイフローは完璧になれるっていう動画です。知識がゼロの方でもわかるようできるだけ噛み砕いてお話します。

【要点】
・ネーザルハイフローは30Lの大量のガスを加湿して鼻から流す器具です。
・メインの機能は「口が自由」かつ「FiO2 1.0」の酸素を投与できることです。他には呼吸仕事量を軽減させられること、軽くPEEPをかけられること、気道粘膜の繊毛の動きを改善することでした。逆にできないことは、効果はNPPVや挿管に劣るということ、二酸化炭素を吐かせることはできないっていうことでした。
・組み立てるときの順番は、酸素配管と空気配管、ブレンダーと酸素流量計、加温加湿器、蛇腹(回路)、鼻カニュラでした。
・設定する項目は2つ。吸入酸素濃度(FiO2)と流量(フロー)で、SpO2に応じてFiO2を帰ること、流量を最低30L/分にすることでした。
・2022年4月に在宅でのハイフローが保険適用になりました。病院との違いが多いので要注意。


【目次】
0:00 はじめに
0:52 ネーザルハイフローとは?
4:59 ネーザルハイフローにできること
7:21 ネーザルハイフローにできないこと
8:50 ネーザルハイフローを使うべき場面
11:57 ネーザルハイフローの組み立て方
16:15 設定のしかた
16:16 在宅のネーザルハイフロー
29:04 まとめ

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「1年目さんが最短で、病棟で動けるようになれる」をコンセプトに発信してます。


動画以外の方がやりやすいって人は、こちらもぜひ。


▼文字の方がいい人
→ブログ「コキュトレ」
https://pulmonary-training.com/lesson/nasal-high-flow-prepare/


▼スライドが欲しい人
→note(有料)
https://note.com/pulmosheep/n/n8b757c7fa900


▼画像の方がいい人
→Instagram
https://www.instagram.com/explore/tags/%E3%81%B2%E3%81%A4%E3%81%98%E3%81%AE%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC/


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