令和2年8月27日未明、高知県宿毛市沖で巨大船が航行不能に陥り沿岸向け漂流、座礁すればモーリシャス沖で発生した貨物船座礁、油流出被害と同様の事態が懸念され、それを阻止すべく巡視船等を急行させた。
長さ約200m、総トン数44,000トン超の巨大船にヘリコプターで機動救難士が移乗、うねりで大きく動揺する中、巡視船が迅速巧みに準備を整え、えい航開始。
午後2時、陸岸まであと12kmと迫る中、沖向けえい航に成功、座礁の危機を脱した。その後サルベージ船にえい航引継ぎ、救助完了。
第五管区海上保安本部HP
https://www.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/