古代日本語と古代朝鮮語の雑居 Peninsular Japonic / 日本語の起源

2021/09/11 に公開
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前回動画:https://www.youtube.com/watch?v=4JUYxjkgCJw
関連動画:https://www.youtube.com/watch?v=G6QPd28PkB8
追記 : 山口県の地名「百済部(くたなべ)」を書き忘れていた。百済の異形に見えるけど、古代山陰方言の属格はナだとぼくは主張してるから、そうすると kutar=na に見える。ク・シフル神社、ク・マ(マは琉球語派で場所を意味する形態素である)など「高氏」を意味するであろう用例があり、馬韓の地名にまで散見される。大陸倭語には「山、岳、高」tar が明らかに記録されているから、コークリ「高氏の城壁都市」と同様に、クタラ「高氏の山」の意味であろう。なお、シラギ sira-kwi「シラの城」がほぼ定説であるが、この kwi は韓系の語ではなく、クリ「城壁都市」と同源の外称 koro > kur(クリ) > kui > kwi(キ) であろう。この kwi は今も「葛城」のような人名に含まれるほか、意外なところでは動詞「築く」の語源だと言われている。

追記2(2021/10/05)
ふと気付いたけど、高句麗語の「兎」って wosagi > wosi でしょ

wosi-kamtal
兎-上岳

こうだよ
メタテシスなんて要らへんねん