Let It Go 聴き比べ(全42か国語の和訳つき) One-Line Multilanguage with Japanese Subtitle

2015/04/14 に公開
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(超長文です)インドネシア語とヒンディー語は最近の吹替えなので含まれていません、またアルバニア語とペルシア語(2バージョン)も非公式の吹き替えなので含まれていません。ディズニー公認の吹替えではありません。
0:00 アラビア語 0:21 ブラジルポルトガル語 0:42 ブルガリア語1:03 広東語大陸 1:25 中国語 1:46 ヨーロッパスペイン語 2:07 カタルーニャ語クロアチア語チェコ語デンマーク語オランダ語英語エストニア語フィンランド語フラマン語フランス語ドイツ語ギリシャ語ヘブライ語ハンガリー語アイスランド語イタリア語日本語韓国語南米スペイン語ラトビア語リトアニア語マレーシア語ノルウェー語ポーランド語ヨーロッパポルトガル語ルーマニア語ロシア語セルビア語スロバキア語スロベニア語スウェーデン語台湾中国語タイ語トルコ語ウクライナ語ベトナム語
Let It Go の公式吹き替え42か国語の聴き比べです。
(カナダフランス語はありません。その理由は下に書いておきます)
世界各言語の訳し方が一様ではないのでおもしろいです。

また、歌声の違いもおもしろいです。
アラビア語・イタリア語・ウクライナ語は、エルサは40歳か!と思うかもしれない程大人っぽい声です。
台湾中国語・エストニア語・ハンガリー語は日本語に共通した高い声です。
ラトビア語・リトアニア語は少し弱くて繊細な声です。
ちなみにデンマーク語・ドイツ語・オランダ語・英語・韓国語を吹き返した人は、みなウィキッドのエルファバ役のミュージカル女優です。
ブルガリア語とアイスランド語の歌手は、ラプンツェルの吹き替えもしました。
ロシア語・タイ語の歌手は「プリンセスと魔法のキス」のティアナ役を吹き替えました。
大陸中国語の歌手は「メリダとおそろしの森」の挿入歌、「魔法にかけられて」のジセル役です。
スペイン語・カタルーニャ語の歌手もジセル役の吹き替えをしました。
ちなみに、Youtube上での人気ランキングは、
デンマーク語スウェーデン語マレーシア語韓国語セルビア語ギリシャ語などが人気です。

日本語は、42か国語中1位!という人もいれば、松たか子さんの声は最下位から何番目に置き、May.Jさんのカバーを高い順位に置く人もいます。全体的に、「これまでの日本の吹替えの典型的な声じゃなくてCool!」という人が多いです。
アラビア語・・・これまで、アラビア語の吹き替えはエジプト方言で行われてきました。しかし、アナ雪からは、エジプト方言ではなくアラブ社会全体で文語として使われているフスハーで吹き替えられるようになりました。吹き替えをしている場所はエジプトのままで、エジプト人が吹き替えています。

広東語・・・この歌手はフィリピン人のカバーアーティストだそうです。そのためか、この人の発音が悪すぎると不評で、広東の人でも歌詞がほとんど聞き取れないそうです。広東語は声調も多いので、吹き替えは難しそうです。でもこの人の声自体は神秘的で人気です。歌詞の意味も、歌の声調に合わせて作詞しているからか詩的でおもしろいです。
(カナダフランス語)
もともと、カナダのケベック州ではフランス語が話されています。しかし、ケベック州はフランス本国とは別に独自に吹き替えをしてきました。
しかし、アナと雪の女王では、ケベック州ではエルサの歌のパートだけフランス本国の歌をそのままそっくり使用しました。つまり・・・
カナダのエルサは、セリフのパートはカナダ人の人の声で吹き替えましたが、歌のパートはフランス本国の人(Let It Go 25か国語で歌っていた方です)の声をそっくりそのまま使用しました。(ちなみにフランスの吹き替えでは、歌のパートだけでなく、セリフのパートも同じ方が吹き替えしています)
だから、Let It Goのカナダフランス語というのは、フランス語バージョンと全く同じ歌なのです。
だから、「生まれて初めて」はカナダフランス語も含め47か国語で吹き替えされましたが、「Let It Go」はカナダフランス語を除き、46か国語で吹き替えされたのです。
ちなみにカナダのアナの声は、フランスとケベック州で全く別の人の声を使っています。