東京8区 自民ベテランが危機感、野党 一本化めぐり混乱も

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今回の衆院選の大きな特徴の一つである「野党共闘」。東京8区では自民党のベテランが危機感を持つ一方、野党側も共闘をめぐって混乱があり、全国でも注目の激戦区となっています。

 当選10回、自民党から出馬する石原伸晃候補。父・石原慎太郎氏の背中を追いかけ、1990年の衆議院選挙で初当選。以来、自民党幹事長や閣僚を歴任しました。

自民党 石原伸晃候補
 「キャリアも積んでまいりました。経験も積んでまいりました。この経験を生かして、政策として皆様方に恩返しができるのは杉並の候補の中では私、石原伸晃であると自負をさせていただいております」

 しかし、その石原氏、今回は危機感をあらわにしています。これまで乱立していた野党側の候補が一本化。前回の衆院選の野党票が合計されれば、石原氏を上回る可能性も出ているのです。

自民党 石原伸晃候補
 「共産党と立憲民主党が野合をして、連合を作った。我々が戦って負けるわけにはいかない。そんな気持ちで、きょうはこちらに立っております」

 一方、立憲民主党から出馬する吉田晴美候補。一本化された野党統一候補となりましたが、ここまでには紆余曲折がありました。

れいわ新選組 山本太郎代表
 「立候補する選挙区は、東京の8区になります」

 今月に入り、れいわ新選組の山本太郎代表が同じ東京8区から立候補すると表明。「他の野党とは調整済みだ」として、我こそが野党統一候補だと主張しました。吉田候補の支持者は「寝耳に水」と猛反発します。

吉田候補の支持者
 「非常に今、8区のなかで状況が混乱しています、山本さんが出ることで」
 「他の候補者に、どれだけ迷惑かかっているのか」

 選挙直前になっての大混乱。結局、山本氏は東京8区からの出馬を断念しました。

 野党側は吉田氏で一本化にこぎつけたものの、それぞれの支持者の間には、しこりが残る結果となりました。

立憲民主党 吉田晴美候補
 「多分、単純に(他の野党票が)乗ってくるというものではないなと。統一候補になって、さまざまな立場で応援してくださる方のお声をしっかり受けとめて、それに応える結果を出さなければいけない」

日本維新の会 笠谷圭司候補
 「規制改革は岸田政権にはできません」

 そんな2人に挑むのは、日本維新の会から立候補する笠谷圭司候補。実は笠谷氏、学生時代は応援団として活躍していました。

日本維新の会 笠谷圭司候補
 「(Q.このときから政治家を志していた?)そうですね。おかげさまで初志貫徹していますね。寝ても覚めても政治のことばかり考えています」

 長年の夢だった国会議員になるため、応援団でならした発声で支持を訴えます。

日本維新の会 笠谷圭司候補
 「マイク一つで、この国を変えてやろうと思います。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます」

 全国でも注目を集める東京8区。議席を勝ち取るのは一体誰なのでしょうか。(2021年10ガッツ21日15:34)

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