【日本文学の朗読】久坂葉子『終熄』~街で偶然すれ違った女性は、自分がかつて好きだった、そして今も好きな男性の婚約者だった・・・~

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#久坂葉子#短編小説#朗読#女声

*作品紹介*
久坂葉子氏、十八歳の時の作品です。久坂氏の作家生活はわずか五年ほどの短いものでしたが、好きな男性と結ばれない、いつまでもその男性のことが忘れられない女性の心模様は、氏の作品中、重要な要素であるように思います。以前朗読した久坂氏の「猫」という作品にも、その心情が描かれていますが、そのお相手が本屋をやっているTと言う男性です。
どうぞお楽しみ下さい。

◇おことわり◇
この作品は鼎書房様より刊行されている「久坂葉子全集」をもとに朗読させていただいております。「終熄」には文中欠損している(久坂氏自身の原稿が判読不能な部分)があります。そこは送り仮名から推測して朗読しております。どうぞご了承下さい。