戦前の町並みと車が入れない丘/天界の住宅地を歩く 横須賀 上町 不入斗町(神奈川県)

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Townscape in the early Showa era and a hill where cars cannot enter/Uwamachi&Iriyamazucho, Yokosuka (Kanagawa Prefecture)

天界の住宅地・横須賀編の第4弾です。今回は横須賀中央駅前にある闇市から発展した夜の飲食店街「若松マーケット」からスタートして、深田台、上町商店街、田戸台、旧柏木田遊郭、上町3丁目・4丁目、不入斗町を歩きました。
軍都横須賀は、海岸線の平らな土地に大滝町という港町があり、丘の上に住宅地が広がっていますが、上町界隈はその丘上の住宅地の代表的な街で、上町商店街があります。上町商店街の町並みを見ると昭和戦前期の建物がたくさん残っているのが解ります。南関東では、1923年に発生した関東大震災の後、不燃建築として銅板外装の木造町家が建てられるようになりました。和風は出桁町家、洋風は看板建築ということになりますが、この上町商店街は、南関東でも有数の歴史的町並みのひとつと言っていいでしょう。その奥に旧柏木田遊郭があった場所もあります。
深田台・田戸台は海軍関係施設が建っていた跡地が多く、丘上でありながら平坦な住宅地の印象です。一方、上町3丁目4丁目から不入斗町にかけては、汐入町のような急峻で車の入れない住宅地が目白押し。横須賀ならではの天界の住宅地となっています。

集落町並みWalker
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/hyoshi/index.htm
Database 横須賀上町
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/kanagawa_data/uemachi/uemachi_file.htm
Databese 横須賀若松
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/kanagawa_data/wakamatsu/wakamatsu.html