【インオペ】オイルパン開いてみたら想定外だった件。協議の結果施工見送りになった事例紹介

2021/02/05 に公開
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今回はオイルパン脱着をともなうATF圧送式交換で施工見送りになったケースをご紹介します。大体はコンタミチェックの段階で判断しているのですが、このサンバーはコンタミチェックでの判断が難しくオイルパンを開けて確認を行いました。オイルパンの磁石にはトランスミッション内部摩耗を示す鉄粉が大量に付着しており、とても正常といえる状況ではありません。ちなみに変速ショックなどの異常は感じられず自覚症状なしの状態です。お客様に実際にご確認いただき、リスク説明を改めてさせていただいた結果。今回の施工はお見送りとなりました。トルコン太郎だったらどんな状態の車両でも施工できるというわけではなく、車両状態の見極めや判断は通常のATF交換と変わりません。すでに異常が出ているけれど、その異常が表面化していないATユニットが存在します。ATFを入れ替えることで壊れるのではなく、異常が表面化してくるだけです。試運転、コンタミチェック、ユーザーへの問診などトータルで判断が必要です。

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※「なんで壊れるまで整備しなかったんだ」「オーナーの怠慢だ」「こんなの修理するより乗り換えればいいのに」などナーバスなコメント、メーカーへの批判などはこの動画の趣旨に反するため削除させて頂く場合がありますのでご了承ください。また、他の方を煽ったり不快にさせるコメントが目立つ方は、残念ですが今後のコメント非表示として処理させて頂く場合もあります。「所有者の行動や判断」も大事ですが、このチャンネルは「機械や装置の仕組みや構造の理解」にフォーカスを合わせてもらうとより一層楽しんで見て頂けるように作成しています。