1985年に、セガから体感ゲーム第2弾としてリリースされたシューティングゲーム「SPACE HARRIER(スペースハリアー)」より「MAIN THEME」を、私の音楽機材でを使って、2015年6月に演奏データを作成し、演奏させてみました。
SPACE HARRIERのBGMは、FM音源独特のウネリのあるメロディーが印象ですよね♪
あのメロディーを再現すべく、今回はYAMAHAのFMシンセサイザー「DX7」を使って音色を作りました。
SPACE HARRIERの音色は、OPN系FM音源チップ「YM2203」と言う、4オペレーター8アルゴリズムのタイプで作られております。
これを6オペレーターのOPS系音源「YM2128」で作るには、ちょっと苦労しますが、4オペレーターよりも厚みのある音を作る事が出来ます。
やっぱりこの音は、FM音源でしか出せないですよね♪
他にも、間奏で使われているPSGサウンドも「DX7」で作りました。
サンプリング音源のベースには、KORGのPCMシンセサイザー「M1R」の66番「SynthBass3」の音色を使用しております。
ドラムは全て、YAMAHAリズムマシン「RX11」のサウンドです。
これらのハードウェア音源機器で演奏されるサウンドを、パソコンのDAWソフト「CUBASE STUDIO 4」を使って、トラックごとにレコーディングして、ミキシングしました。
「DX7」も1983年に発売されたシンセサイザーですが、エフェクターを使えば、とてもキレイな、透き通った音色を奏でる事が出来ます。
古くなっても「DX7」は、私の音楽制作で、まだまだ現役です。