[ふるさとで田舎暮らし]入居の決定的瞬間。分蜂の春。誘引剤を活用。ニホンミツバチが待ち箱に入居する大迫力の様子。

2024/04/12 に公開
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分蜂が始まり、ニホンミツバチが好む環境を意識して、待ち箱の設置作業を行った。結果は大成功、大群が押し寄せてきた。液体の誘引剤やミツロウ以外にキンリョウヘンを利用する計画で進めていたが、花が咲くのが遅れて間に合わず、待ち箱ルアーを利用した。
 設置した数日後、暖かい快晴の昼下がりに分蜂が始まり約3時間後に引越しが完了した。最初は数匹のミツバチが巣門の周りを徘徊していたが、数十分後、大きな羽音と共に大群が押し寄せて来た。
飛び回る蜂の群れに分け入り巣門の様子を撮影。大量のミツバチが塊になり、待ち箱に群がる様子に感動した。詳しく撮影した入居の様子を抜粋してお届けします。
 誘引剤を使用したのは正解ではあったが、10箇所の待ち箱の中から、なぜここを選んだのかを考えると誘引剤だけでは無さそうに思える。
 海辺の里山は、桜が咲き乱れ、ヤマツツジや新緑が彩にアクセントを付け、美しい景色を見せてくれている。ミツバチの蜜源が豊富に存在している証拠でもある。
 ふるさとに帰省して2拠点生活を始めた。約400年前に作られた石垣や井戸、段畑の風景は魅力に満ち溢れてる。37年間放置され生い茂った木々や草を取り除きながら、開拓を続ける様子をお届けしていきます。
「地域の特徴」
 リアス式海岸の奥にあり、平地が少ないため、古くから段畑の開墾が進められてきた。
約400年前に先祖が移住してから石造の段畑が作られ、1980年ごろまで作物が栽培されていた。最後の作物が甘夏みかん。今も林の中で生き残っている木もある。
 段畑は、長年手入れを怠っていた為、崩壊の兆しが至る所に見られる。モグラや猪が土を掘り起こす事などで土が流れ出し、既に2カ所は崩れている。この地域は石垣の段畑で観光地化している場所もある。農業遺産として永く残されてほしい。我が家の石垣の段畑は、何段あるのか楽しみでもある。

[ちょっぴりSDGs]
 海の環境が悪化しています。赤潮が発生したり、養殖の貝が死滅したりと良いニュースを聞くことが少なくなっています。できる限り人力でできるところは、人の手で済ませて、リサイクルやアップサイクルができるものは活用しています。ささやかなSDGs.

[栽培予定品目]
じゃがいも・大根・人参・菜の花・サヤエンドウ・トマト・さつまいも・スイカ・かぼちゃ・とうもろこし・キャベツ・甘夏みかん
 ※農業経験は無い、知識も無い、経験をしながら勉強中。
・場所:過疎化が進んでいる小さな漁村。海辺の里山が舞台。


・耕作放棄農園が多く、猪、狸、ハクビシンなどの動物が多く生息。

・人手が入らない自然林になり、多くの昆虫や小動物が生息している。

・小川にはカニやミズスマシ、イモリ、タニシなど多くの生き物が生息している。


※タニシが生息して居るので、夏は蛍が飛び幻想的なひと時が楽しめる。

・リアス式海岸に囲まれた海は、穏やかで波は低く、美しい風景が朝夕見られる。
・メジロやシジュウカラ、山鳩、コゲラなど小鳥が多く生息している。

 朝は、小鳥のさえずりでめざめる。

・季節ごとに椿や山桜、ツツジなどの木々が花を咲かせ、里山を彩る。

※37年前に父が亡くなり田畑や山林は、それ以来人手が入っていない。
※7年前に母も亡くなり住宅も空き家状態。
年に2回、家周りの草刈りと墓参りに帰省していた。


※予定より早く退職。小規模な開拓から始める。


※自宅から車で約3時間の場所。月に約2週間滞在する2拠点生活を始める。

SDGsを意識し、できる
範囲で取り入れながら活動を行う。


「活動予定」

※ハーブティ作り
・よもぎ茶 ・びわ茶 ・たんぽぽ茶 ・日本茶 ・ドクダミ茶 ・桑のは茶・日本ミツバチ養蜂
上記は、敷地内に自生して居る植物を採取。その他